ファイル処理の高速化のために、Soft Updates を導入しましょう。詳しくは、/usr/src/contrib/sys/softupdates/README や /usr/src/sys/ufs/ffs/README.softupdates に書かれていますので目をとおしておいて下さい。
1.Kernelの再構築
まず、sofutupdates を有効にするためにKernelを再構築します。まず、kernelの設定ファイルに options SOFTUPDATES を加えます。
# ee MyKernel ----- options SOFTUPDATES
さらに、
# cd /usr/src/sys/ufs/ffs # ln -s ../../contrib/softupdates/*.[ch] .
とします。この後、通常どおりインストールを参考に再構築します。
2.Soft Updates の実行
mount コマンドで予めどのファイルシステムを Soft Updates したいのか確かめておきます。そして、シングルユーザーモードでリブートします。すなわち立ち上がる瞬間に、boot: の後次のように入力します。
boot: /kernel -s
もし、/dev/wd0s1a を Soft Updates したいのなら、
#tunefs -n enable /dev/rwd0s1a
とします。r が付くのを忘れないように。また enable を disable に変えれば元に戻ります。そして、リブートすれば終わりです。mount コマンドで確認して下さい。